18歳の頃にはすでに立派な痔主になっていた私。
原因は正座なのかな~。
でも、だったら、昔の日本人は全員痔になってるはずだしなあ。
ん? もしかして、昔の日本人はほぼ全員痔だったのか……?
なんて朝から頭の中は痔でいっぱいになっている今朝の林葉です。
改めまして、おはようございま~す!

ところで、将棋には大盤解説というものがあります。
20130117
上の写真のようなものですね。
名人戦のテレビ中継なんかで、
二人の棋士が大きな磁石式の将棋盤で駒を動かしながら
対局の解説をするものです。
で、この写真の対局とは違うのですが 、
ある対局を解説している時に、痔のヤツが暴れだしたのです。
「座りたい…。それもできるなら円座に座りたい…」
心の中はその気持ちでいっぱい。
自分の対局中なら勝負に集中できるのですが、
とても他人の対局に集中できるような状態ではございませんでした。 

ですから、解説中もうわの空でほとんど喋れません。
「頼む。痔じゃないほうが喋ってくれ~」
私は脂汗を流しながらうなづく係を決め込んで聞き手役の仕事すらほとんどできませんでした。
「早く終わってくれ~。長考しないでくれ~」

そして、念願だった勝負がつき、
私は「大山十五世名人の勝ちです」と結果を発表して、ホッと一息。
ところが、ふとまわりを見ると、みんな凍りついているのです。


え!? なに?
だあ"~~~~! 
違う! 
大山先生、負けてた~~!



大好きな大山先生に勝ってほしいと思っていた私はなんとその気持ちをそのまま口走っていたのでした。「あ~~!」と叫んですぐに言い直しましたけどあとの祭り。トホホ。

まさに若気の至り。
痔というものは人間を正直にするなあと、つくづく思ったのでありました。

では、また。